立川市立第一小学校

立川市立第一小学校

地域住民と共有する複合施設として注目される【立川市立第一小学校】

小学校を地域住民と共有する複合施設として、全国の注目を集める立川市立第一小学校の1期工事が今年の8月に竣工しました。学校建築に多くの実績を持つ建築家の設計です。東京工営はこれまでその建築家の多くの案件に携わり、過去の成功モデルをリピートしないことを知っていました。最初にフローリングのご相談でお呼びいただいたとき、意匠・コストだけでなく、性能・メンテナンス等々…そのご要望は山盛りでした。そして3年後、ご提案を重ね現場に納材したのは特別仕様の複合フローリングと人工木デッキです。それらは、建築家のこだわりに技術系床材商社のこだわりでお応えした床とデッキの材料でした。

複合バーチフローリング

【教室・共有部の床】明るい色合いの天然木・無節・高耐久・巾広・乱尺のフローリング

最初のご相談で建築家がご要望になったフローリングは、明るい色合いの天然木で、節がなく、長期のタフな使用に耐えうる耐久性を持ち、巾広で、乱尺の床材でした。工事は3年後、でも予算はここまで…。多くの与件をいただきました。ここからが私共の仕事です。原材料は?工場は?仕様は?塗料は?そしてコストは?多くのサンプル製作が続きます。第一回サンプル、二回、三回…と徐々にターゲットを絞り込んでご提案を続けます。その結果、本案件に私共が納材したのは、ドイツの塗料メーカーと協議し選定した特殊な高耐久塗装を施した15×127、乱尺、無節の中国産カバ製厚付単板による3,600㎡の複合フローリングです。

複合オークフローリング

【多目的ホールの床】ホワイトオーク・無節・巾広・高耐久・乱尺のフローリング

立川市立第一小学校の多目的ホールは、最も地域住民の利用が想定される空間でした。集会、ダンス教室、各種イベント等々、多くの目的で利用可能な床材が必須条件ですが、教室・共有部との差別化も図らねばなりません。建築家と協議を重ね、納材したのは、20×180、全体に長めの乱尺、無節、厚6mmの北米産ホワイトオークを使用した400㎡の複合フローリングです。

人工木デッキ

【屋外用デッキ】

耐久性・メンテナンスの容易さ・安全性などを考慮し、建築家のご要望は天然木のデッキではなく、一般に人工木と呼ばれる「木材・プラスチック再生複合材」でした。人工木デッキは当社が比較的得意な品目ですが、建築家のこだわりは、「室内の床材と屋外のデッキに連続性を持たせる仕様」でした。写真では分かりにくいかもしれませんが、このデッキ、他では見られない色合いだと思いませんか?実は、立川市立第一小学校向けに生産した特注色なのです。塗料による色出しと異なり、廃棄プラスチックと木粉を原材料とする人工木デッキに淡い特注色をつくるのは日本で初めての試みではないでしょうか?少なくとも、私共は淡い色合いで調色された特注品が過去に国内で施工されたことを知りません。私共が納材したのは、25×145のデッキ材を中心に同仕様のベンチ材料他、2,400㎡の木材・プラスチック再生複合材です。