大分県立美術館

OPAM

四季を感じる、五感を刺激する【大分県立美術館】

2015年4月、大分県立美術館がオープンしました。国際的に著名な賞を受賞されている建築家の設計です。ご相談を受けた床は、仕様・数量・予算から、特注品床材を得意分野とする私たちにとって心が躍る内容でした。意匠は?必要な性能は?予算は?工期は?使い勝手は?…さまざまに床の設計与件をお聞きした上で、社内に本プロジェクト担当が組織され、サンプル製作と品質の検証及びコストコントロールを繰り返しました。ご提案を重ね納材したのは本案件向けに特注したオークの複合フローリングです。それらは、建築家のこだわりに技術系床材商社のこだわりでお応えした床の材料でした。

展示室

【展示室の床】明るい色合いのオーク、厚単板の複合フローリング

ご相談を受けたマテリアルは、落ち着いた雰囲気が求められる3階展示室の床でした。決められた工期・予算の中で、建築家がご要望される意匠・性能のハードルは高く、とりわけ本案件で難しかったのは、着色塗装をすることなく天然木の素地の色で床全体の色合いをコントロールすることでした。樹種にもよりますが、天然木には自然素材の色むら・濃淡があるのが普通です。その天然木の色を確実にコントロールするには大量の素材から対象を選び出すしかありませんが、それは現実的ではありません。私たちは、産地別・ロット別・工場別に原材料選定から着手し、コストと品質の検証を重ねながら、第一回、二回、三回…と多くのサンプル製作を繰り返しました。その結果、私たちが納材したのは、表面単板6mm厚、特殊な高耐久塗装を施し、素材全体が明るい色合いに統一された2,000㎡のホワイトオークの複合フローリングです。
【床材の詳細】20×150 単板厚6mm セレクト品 高耐久仕様 海外JAS工場認定製品

展示室